2023年06月19日
車のマフラーの修理

故障続きのおんぼろマイカー、三菱RVR。今度はマフラーのセンターパイプに穴が空き、昨日の休日を利用してDIY修理となりました。
詳しい症状としてはマフラーセンターパイプのフレキ部分が裂けてしまい、エンジンをふかすと、そこからかなりの大音量。
車の下を縁石に引っ掛けたのをきっかけに、数日掛けて徐々にもろくなっていた部分の亀裂が広がった?
そこてお世話になっている車屋さんに相談。事前の調べで中古マフラーはほとんど出回って居ない事が解っていたのですが、そういう場合は中古の商品としては強度的に問題が出やすい部分が有るからかもとか。
それに今回一見使えそうな太鼓部分もけっこう痛んでいて、取り外し時に問題が広がってしまう可能性も有るとか…。
なので交換の場合は新品で一式交換を勧められ、部品&工賃もそれに合わせて十数万と、とても高額なものでした。
この為、何とかならないものかとネットを見ながらいろいろ探ったところ、写真のフレキ部材(2,390円)がマフラーパイプ部分の補修用に出回っているのを発見。溶接が出来れば何とかなりそう。
しかし、この手の保証出来ないで有ろう修理は車屋さんでやってくれるか不安。
いざという時は鉄工所への相談も視野に入れつつ先ずは自分でやって見る事に。
交換は車の下での切断&溶接作業。ジャッキスタンド固定による這いつくばりながらのまる一日作業で、自宅前でおこないました。
(実際にはマフラーの継手部寸法の測り間違いで部材を取り直したりと、他に待ち日数もかかっています)
部材の接合はパイプ内径に1mmの隙間が有れば、それを塞ぐのにもかなりの時間が必要で、這いつくばりながら片手作業で薄手用の細い溶接棒を操るのは想像以上にキツイものでした。

それでも最後には排ガス漏れの温風や漏れ音が確認できない状態にまで溶接が完了。
完成は写真2枚目の通り。完璧では無いかもですが、問題が有れば、また再溶接すれば済む事なので今回は良しとしました。
あまりにも溶接が下手過ぎて粗の見える拡大写真は掲載する事が出来ません。

次に亀裂が出来た時は、レンタルピットを借りた立ち位置での溶接や、マフラー自体を取り外した別場所での安定した溶接作業も検討して見ます。
尚、今回の修理にあたっては、知識が乏しく、慣れない事からいろいろ不要な品も用意してしまい、思いのほか出費がかさみました。
それでもマフラーの全面交換に比べれば比較にならない低料金ですけれど。

Posted by ぱんだけ at 21:33